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ラウンドテーブル、クローズドベータテスト実施

先日、一般社団法人AIビジネス推進コンソーシアム(以下「AIBPC」)の理事と、Appen Butler Hill Pty Ltd(以下Appen社、本社:オーストラリア/米国)の日本代表である神武様と、ラウドテーブルのクローズドベータテスト(通称:CBT)を実施致しました。AIBPCではAI活用促進のために複数のワーキンググループを運営しておりますが、それとは異なる新たな取組です。ラウンドテーブルとは、1 人の発表者と数名の参加者がテーブルを囲み、発表者のテーマに即して自由に意見を交換する場で、その際ファリシテータが進行を援助します。参加者もテーブル内で自由に発言できるため、活発な意見交換が実現し、古くから多くの企業がその方法をとりいれております。

1.テーマの設定
今回はモニターとしてCBT開催にご協力いただく事を、Appen社に事前に了承していただき、コンサルテーションを行う参加する理事の所属をお伝えしたうえで、現状の事業の課題について事前に文面にて頂いてから実施致しました。

2.ラウンドテーブルの進め方
Appen社が日本での営業活動を本格的に始めたのが去年2020年からであるため、販売のプラットフォームとサービスについて現状を解説していただきました。その後、欧米と日本のビジネスモデルの違いによる参入障壁など、様々な角度でディスカッションを行いました。

3.神武様(Appen社)のラップアップ後のご感想について
ラウンドテーブル終了時の別日にラップアップを実施致しました。以下、神武様のコメントです。

  • 自身で検討されてきた事項や日本の現状について、肯定のご意見がもらえた。
  • 利害関係を超えた、AIのビジネスを推進しようという、同じ目的のAIBPC理事と会話できたことが有意義であった。
  • 今後も座談会のような場で意見交換をしていきたい。

今後も本取組を継続するかに関しては、会員企業の意見を伺ったうえで検討を続けます。もし、本取組に興味のある方は、info@aibpc.org(AIBPC事務局)までご連絡ください。

◆参加者
代表理事(会長) 曽我部 完(株式会社グリッド 代表取締役)
理事(副会長)  中条 薫(株式会社SoW Insight 代表取締役社長)
理事(副会長)  寺澤 豊 (伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 エグゼクティブエンジニア)
理事       竹川 隆司(株式会社zero to one 代表取締役CEO)
理事       堀川 正顕(弁護士)

◆Appen社について(https://japan.appen.com/about-us/)
Appenでは、世界で最もイノベーティブな人工知能システムの構築および継続的な改善に欠かせない画像、文章、発話、音声、映像、その他のデータを収集、ラベリングサービスを提供いたします。7万以上の地域・170か国をカバー、235を超える言語と方言に対応可能な、100万人以上の熟練したAppenグローバルクラウドネットワークおよび業界をリードするAI支援型データアノテーション・プラットフォームがお客様のAI開発をサポート。テクノロジー、自動車、金融サービス、小売、医療、および政府機関のリーダーが、当社の信頼性の高いトレーニングデータを活用し、世界トップクラスのAI製品の開発をリードできるよう尽力いたします。1996年に設立されたAppenは、世界各地にオフィスを持ち、世界中のお客様を支援する体制を整えております。