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【ウェビナー】AIビジネスのリスクとチャンスを捉えるためにーAI倫理・AIガバナンスの現在地ー

 

ウェビナーの募集はしめきりました

 

本セミナーについて

 

 AIの社会実装が進むなか、AIというテクノロジーが当たり前のように使われるようになった現在、信頼され社会で使われつづける技術であり続けるために、AI倫理・AIガバナンスの導入に向けた取組みが活発化しています。
2021年に入り、欧州ではAI倫理の規制法案が提出され、国内では経産省より「AI原則実践のためのガバナンス・ガイドライン ver. 1.0」が取りまとめられ、AIの原理原則から社会実装に向けた動きが世界で進んでいます。
そこで、AIを開発・提供・利用する責任を持つ者として、AI倫理・AIガバナンスを企業経営にどのように導入していけば良いのか、その背景と共に導入方法について理解を深めるウェビナーを開催いたします。AI倫理・AIガバナンスの導入によって、正しくAIビジネスのチャンスとリスクを理解することで、より一層のAIビジネス拡大につながることを期待しています。

 

 

開催概要

 

日時:2021年12月9日(木) 10時~12時

開催形式:オンライン(Zoom)

定員:先着300名

プログラム

①AIビジネス推進コンソーシアム理事長 曽我部完よりご挨拶


②AIサービスマネジメントの中心に立つ人 
東京大学未来ビジョン研究センター 客員研究員 松本 敬史氏

社会実装されるAIのあるべき姿として「人間中心のAI(Human-Centric AI)」が掲げられ、その実現に向けて国内外で様々な取り組みが行われており、東京大学でもAIサービスのリスクコーディネーションについて多くの有識者とケース検討を進めています。
本講演では、これまでのケース検討の一部を振り返りながら、AIサービスマネジメントの現場における「中心に立つべき人」について皆様へ問いかけてみたいと思います。


③AIガバナンス・ガイドライン Ver. 1.0
経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 情報政策企画調整官 泉 卓也氏

経済産業省は、社会のスピードや複雑さに法が追いつけない問題に対応するためのゴールベースのガバナンスをAI分野において機能させるべく、AI社会原則というゴールとオペレーションのギャップを埋め、企業の自主的な取り組みを促進するためのAIガバナンス・ガイドラインVer. 1.0を公表した。本講演では、本ガイドラインの背景や内容を説明する。


④AI提供者におけるAIガバナンス  
富士通株式会社 デジタルテクノロジー推進法務室長 荒堀 淳一氏

現在、AI倫理の議論は、その内容の検討から実践のありかたにフェーズが移りつつあると言われる。では、AIの提供企業や利用企業は何をすればいいのだろうか。企業内では、AI倫理は現場任せでうまくいくものなのだろうか。そもそもAI倫理指針はどうやって作り運用すればいいのか。今回はAI提供者の一事例をご紹介し、社会に安心安全なAIを広めるためのAIガバナンスの多様性を考えてみたい。


⑤「AIBPCが提案するリスクベースのアプローチ」セッション
AIビジネス推進コンソーシアム AI×倫理WG
誰もが最初はAI倫理導入は初めての経験です。AIBPC内AI倫理WGの2年に及ぶ活動を経て、どのようにAI倫理を捉え、そして自分ゴトにまで落とし込むか、など、導入にあたっての気づきをミニパネルディスカッションを交えながらお伝えします。


⑥「パネルディスカッション」セッション
<ファシリテーター>
AIビジネス推進コンソーシアム理事長 曽我部 完

<登壇者>
東京大学未来ビジョン研究センター 客員研究員 松本 敬史氏
経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 情報政策企画調整官 泉 卓也氏
富士通株式会社 デジタルテクノロジー推進法務室長 荒堀 淳一氏
株式会社SoW Insight 代表取締役社長 中条 薫氏

実際に導入を進めていくにはどうしたらいいのかを、申し込み時の事前アンケート結果をもとに具体的にディスカッションし、AI倫理・ガバナンス導入課題についてご登壇者様にアドバイスいただきます。


※プログラム内容、発表者に予告なく変更が生じる場合がございますのでご了承ください。